作業療法・レク活動
occupational therapy and recreational activities

作業療法とは

作業療法は、入院して間もない時期から、退院して地域で自分らしい生活が送れるように、さまざまな活動を通して、準備や練習をしていくリハビリテーションです。

作業療法の目的

症状安定に向けて

  • 気分転換
  • 落ち着いて物事に取り組む
  • 自信をつける

日常生活の改善

  • 規則正しい生活を送る
  • 生活技術を身につける
  • 趣味を見つける

対人関係・社会性の獲得

  • 他者との交流
  • 病気とのつきあい方を学ぶ
  • 退院や就労の準備

作業療法プログラム

制作活動
  • 塗り絵、裁縫、編み物、ビーズ細工、プラモデル作成、ジグソーパズル、読書など。
心理教育
  • 病気や薬、再発予防、社会資源について学ぶことで、自分の病気についての理解を深め、さまざまな工夫や対処の方法を一緒に考えます。
栄養教室
  • 健康的な生活を送るために必要な栄養について学びます。旬の食材や季節の行事食についての話をします。
レクリエーション活動
  • 人との交流、楽しみの時間の提供を目的に、映画鑑賞、カラオケ、ゲーム、体操などを行います。
退院支援プログラム
  • 社会資源や福祉制度について学び、退院後の生活について考えていきます。
アルコールリハビリテーションプログラム
  • アルコール認知行動療法と制作活動があります。アルコール認知行動療法では自分とアルコールとの関係を知り、対処方法を一緒に考えて行きます。制作活動ではさまざまな作品を作ることを経験し、自信をつけたり、楽しみを見つけたりします。
認知症プログラム
  • 認知機能の低下を緩やかにすること、活動性を維持すること、達成感を得ること、生活のリズム作りと穏やかに過ごせる時間・楽しみの時間の提供を目的に、制作活動、体操、音楽グループ、回想法を行っています。
  • 午前・午後でプログラムを実施しています。詳しいスケジュールは作業療法士におたずねください。
  • 作業療法は保険診療の対象となります。

レクリエーション活動とは

患者さんが楽しみにできる機会を作ることで日々を元気に過ごせるように、病棟単位や病院全体でレクリエーション活動を行っています。

病院全体レクリエーション活動
  • 病院全体でのレクリエーション活動です。患者さんへの楽しみの提供や地域交流を目指して行っています。
  • ※現在コロナ感染対策のため実施を見合わせています。
病棟レクリエーション
  • 季節の行事を中心に、各病棟スタッフが考案して、患者さんに楽しんでいただくための会を実施しています。