認知症治療
dementia treatment
当院は「認知症疾患医療センター」です
桜ヶ丘記念病院は、2015年9月から東京都の地域連携型認知症疾患医療センターに指定されています。
認知症疾患医療センターは、かかりつけ医をはじめとする地域の医療機関や介護保険事業所と連携しながら、認知症に関する専門的な相談を受けるとともに適切な医療の提供を行うことを目的にしています。
桜ヶ丘記念病院の認知症医療疾患センターは、患者さんと患者さんをとりかこむ周囲の方々のハピネスを目標に、患者さんとそのご家族に寄り添って医療や介護の支援をしたいと考えています。そのために、認知症のさまざまな問題で、いま困っていらっしゃることを解決するお手伝いをします。
認知症に関するさまざまなご相談をお受けします。
- もの忘れがあるので専門医療機関にかかりたい
- 同じことをなんども聞いたり、約束を忘れてしまう
- 怒りっぽい、ふさぎ込んでいるなど、最近ようすがおかしい
- 接しかたや介護のしかたで困っている
- 入院の相談をしたい
このようなとき、お電話によるご相談をお受けしています。
皆さまからのご相談を精神保健福祉士がうかがい、関係部署と連携して必要な支援を行います。
ご本人・ご家族のほか、医療機関や介護・福祉関係のかたからのご相談もお受けしています。
まずは、当院の認知症疾患医療センターにお電話ください。
■認知症疾患医療センター
TEL・FAX | |
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受付時間 | 9:00~17:00(月曜~金曜の病院開院日) |
緊急時 | TEL.042-375-6311(病院代表) |
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認知症専門外来「メモリー外来」
- 診断と治療のために、記入式問診、医師による診察、神経心理検査、頭部CT、血液検査、心電図検査などを行います。
- 初診は完全予約制となっていますので、お電話にてご相談ください。
- かかりつけ医がいらっしゃる場合は、初診時に主治医の診療情報提供書(紹介状)をお持ちください。
- 持病があって薬を服用されている方は(特に複数の病院にかかられている方は必ず)、薬手帳など服用されている薬がわかるものをご持参ください。
- 治療方針が決定すると療養計画書をお渡ししますので、かかりつけ医で治療を継続していただくようお願いしています。
■診察日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | - | - | - | - | - | - |
午後 | 第1・2・3・4週 | 第1・2・3・4週 | - | 毎週 | - | - |
診療時間は、下記相談窓口にお電話でご確認ください。
認知症疾患医療センター | TEL.042-313-7350 |
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■外来受診の流れ
- 受診予約
- 初診は完全予約制となっております。
- まずは当院の認知症疾患医療センターへお電話ください。
- かかりつけ医がいらっしゃる場合は、初診時に主治医の診療情報提供書(紹介状)をお持ちください。持病があって薬を服用されている方は(特に複数の病院にかかられている方は必ず)、薬手帳など服用されている薬がわかるものをご持参ください。
- 診察
- 来院から診察終了まで2時間程度かかりますことをご了承ください。
- ご本人さまの日常の様子がおわかりになる方の付き添いをお願いいたします。
- 診断治療のために、記入式問診、医師による診察、神経心理検査、頭部CT、血液検査、心電図検査などを行います。診断を確定するために、提携医療機関でMRIや核医学検査をお願いすることもあります。
- 診察終了後
- 治療方針が決定すると療養計画書をお渡しし、今後の治療や生活についてのご説明をさせていただきます。
- 必要に応じて、お薬の服用や介護保険サービスについてのご案内をさせていただきます。
- 当院受診後は、療養計画書に基づいてかかりつけ医で治療を継続していただくようお願いいしておりますが、必要時には再度ご相談のうえ対応させていただきます。
認知症疾患医療センター | TEL.042-313-7350(直通)、9:00~17:00(月曜~金曜の開院日) |
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認知症の入院治療について
認知症の中核症状である「もの忘れ」に加え、不安・焦燥、うつ、幻覚・妄想、興奮、徘徊など認知症の周辺症状である行動・心理症状があると、自宅や施設での生活が困難となってしまいます。当院には「東京都老人性認知症専門病棟」があり、主にこれらの行動・心理症状の治療を行います。入院治療の適応についてもご相談を承っていますので、お電話くださいますようお願いいたします。
認知症治療病棟
専門病棟(50床)
- 認知症に伴うさまざまな症状(抑うつ症状、妄想、幻覚、不安、興奮、徘徊、暴力、介護抵抗、睡眠障害など)により、ご家族の介護や介護サービスだけでは在宅や施設での生活を継続することが困難になった患者さんをお受けしています。
- 多職種(医師、看護師、精神保健福祉士、公認心理師、作業療法士、薬剤師など)によるチーム医療で様々な観点から患者さんとご家族をサポートし、短期間で症状の改善・安定を図り、退院を目指します。
- 退院に向けて地域の関係機関との連携を活用しながら、患者さんの状態、ご家族の状況に合わせた退院後の生活を準備するお手伝いをしています。
- 認知機能の低下を緩やかにすること、身体機能を維持すること、活動性を維持すること、達成感を得ること、生活のリズム作り、緩やかに過ごせる時間・楽しみの時間の提供、を目的に、個別に「認知症患者リハビリテーション」を行っています。
地域での活動
- 地域拠点型認知症疾患医療センターである平川病院と連携して、認知症に関わるスタッフへの研修を行います。
- 多摩市役所や多摩市医師会などとも協力して、地域での講演や研修会を行います。
認知症患者さんのご家族支援「メモリー家族教室」
認知症のことを学び、一緒に考え、ご家族同士で交流する場です。医師・看護師・精神保健福祉士・公認心理師・作業療法士・介護福祉士が実施しています。
対象 |
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内容 |
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場所 | 桜ヶ丘記念病院 本館4階会議室 |
お申し込み・ お問い合わせ |
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