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ごあいさつ
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理事長ごあいさつ

社会福祉活動を実践するために設立されました

桜ヶ丘社会事業協会は、1931年4月23日に、東京市方面委員(現在の民生委員・児童委員)が社会福祉活動を実践するために設立した「財団法人 東京市方面事業後援会」が前身です。1946年に名称を「桜ヶ丘社会事業協会」とし、1952年に組織を社会福祉法人に変更して、2006年まで歴代の東京都民生児童委員連合会会長が代表理事を務め、以後理事長制度に移行して、今日を迎えました。

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社会福祉法人 桜ヶ丘社会事業協会
理事長 岩下 覚

無料・低額診療を行う精神病院の経営

1940年11月3日に、東京府南多摩郡多摩村の現在地に、皇室、三井報恩会、慶應義塾等のご支援を得て「桜ヶ丘保養院を」開設し、精神病院の経営を始めました。診療は、慶應義塾との契約により同大学医学部神経科学教室(現 精神神経科学教室)に委託し、植松七九郎教授が初代院長を兼務いたしました。病院は当時劣悪な状況におかれていた精神障害者の救済を目的としており、また、公費および軽費の患者さんや医療費の減額または免除を取り扱い、当初から社会福祉の理念に沿った無料・低額診療を実施しておりました。

精神医療改革を進めています

第二次世界大戦後の隔離収容の時代に、精神病院において、早期から、作業療法やレクリエーションに活発に取り組みました。1960年代の精神医療改革の時代を経た1990年4月に、病院名を「桜ヶ丘記念病院」に改称するとともに、新病棟を建設し、精神科急性期疾患、アルコール疾患、認知症、老人合併症の病棟を再編成し、開放医療、外来医療を進めました。その後も、精神科救急医療、地域ケア、メンタルヘルス活動のために、外来管理棟の新築、訪問看護ステーションの設置、病棟の大改修を行い、2020年7月にはサテライトクリニックを開院しさらなる改革に取り組んでいます。

高齢者福祉を展開しています

各種の社会福祉事業、公益事業に積極的に取り組み、1975年に、来るべき高齢化社会に向けて特別養護老人ホーム「桜ヶ丘延寿ホーム」を開設いたしました。2001年に、介護保険の時代を迎えて居住環境を抜本的に改善した全面改築を行い、ショートステイ床を拡充するとともに、法人内の在宅サービスセンターや地域包括支援センターと協働して高齢者の在宅支援を行う体制となりました。

保育事業を展開しています

待機児童解消という社会的要請に応えるため、2010年に東京都認証保育所「キッズガーデンかわせみ」を開設しました。

未来を構築します

2021年に90周年を迎え、現在、8施設14事業を経営し、職員数は500名程を数えております。「安らぎと温もりの輪」のスローガンの下、過去の歴史を直視する倫理と現在の課題に挑戦できる研鑚とを基本姿勢とし、社会福祉法人としての公益性と民間法人としての創意工夫に努め、多職種協働、地域や法人施設間の有機的な連携、パートナーシップにより、未来を構築する所存です。宜しくお願い申し上げます。

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